日本で、世界で…毎日のようにフェイクニュース、ニセ情報・デマが作り出され発信されています。
一方で誰もがスマートフォンを持つ時代になりました。
スマホを持つ私たちがSNSで知りえた情報を、その真偽を確認することなくSNSで拡散している現実があります。
日々拡散している情報の中には、「正しい情報」と推測まじりの情報やデマ、ニセ情報、フェイクニュースのいずれもが存在しているのが現実です。
誰かが転送したニセ情報がまた転送され、送った本人が知らないうちにその情報を受け取った人を傷つける人権侵害や、助けられたかもしれない命を奪ってしまう事態も起きています。
例えば2024年の元日に能登半島で起きた最大震度7の地震。救助を求める「本物そっくり」のニセ情報がSNS上で飛び交い消防や警察が出動する事態が起きました。
当局がこの情報への対応に費やした間に、例えば火事や建物の下敷きで命を落とした人がいなかったと断言できるでしょうか?
「5類」に移行した「新型コロナ」でもさまざまなニセ情報が飛び交いました。報道機関が報じたニュースに、自分の憶測や友人・家族がききつけた不正確な情報を拡散し、情報を受けとった人を傷つけてしまったことはなかったでしょうか?
この「フェイクニュース」が飛び交う時代に、スマートフォンでSNSを操る皆さんが、情報にいかに接すべきか、どうすれば人を傷つけないですむのか、先月まで放送局でテレビ・ラジオ・インターネットのニュースを発信する現場にいた私が、皆さんと一緒にとるべき行動を考えていきたいと思います。
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地方への移住者が増えています。
そして地方への移住を検討する方も増えています。
一方で、地方は人口減と高齢化で多くの県や市町村が元気を失っています。
地方はもっと東京の人を求めています。
地方には、東京におすまいの皆さんが毎日食べている米や肉・魚・野菜や果物を供給する人がいる自然豊かな農山漁村もあれば、東京と同じような感覚で生活できる都会的な地方都市もあります。
そんな福岡県を始めとする多様性にあふれた「地方」に「東京」から移住し定住する方をもっと増やしたい。人の交流がもっと増えて、地方の市町村に元気を取り戻してもらいたい。
福岡のラジオでコメンテーターを務める報道の元解説委員が、これまでそしてこれからの取材をもとに福岡の地から「地方移住のいま」を発信していきます。
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